お手軽！かんたん！ねこ足納豆昆布！！

北海道の道東　釧路町昆布森付近から根室市納沙布岬に至る太平洋沿岸まででとれる昆布です。

【札幌⇔根室】

＜距離＞＝約455キロ
＜所要時間＞＝一般道利用の場合は約8時間　高速利用の場合は6時間30分

８時間あればハワイまで行けてしまうくらいの時間ですよね。

7月の中旬から、長昆布・厚葉昆布などの漁が始まりまり、
それらの漁が終わってからねこ足昆布の漁が始まります。

その年の育ち具合や天候にもよりますが、あまり早いと身入がよくないので、
ねこ足昆布は９月に入ってから最後の収穫になります。

 

ねこあし昆布は約1.5m～２ｍの長さで幅は3cm～5cmで細長く焦げ茶色の紐のような感じです。

生育場所は水深4m～10m位のところに群生しています。

なぜ、ねこあし昆布と言われてるの？

最初の1年目は普通の昆布と変わらないのですが、
2年目になると昆布の根本の両側に、新しい昆布（新葉）が生えてきます。
その時昆布の根本が、まるで猫の足のように見える事からねこあし昆布と言われています。

 

4月～6月頃に真ん中の古い昆布（旧葉）が、分離して流れていくことを子別れと呼んでいます。
2年目以降も、分離して再生が行われるので葉の数は毎年倍増し、たくさんの葉を持った大きな株のようになります。
一般の昆布の寿命は2年ですが、ねこあし昆布は4～5年と長寿命です。

とても希少なので、知らない人が多い昆布です！！

ねこあし昆布の生息地域がとても限られているので、収穫量がとても少ない昆布です。
そのため、北海道に住んでいても、ねこ足昆布を知っている人は少ないのです。

函館の真昆布などは、養殖もありますが、ねこあし昆布はすべて天然の昆布です。
ですから、たくさん採取したいと思っても自然に任せるしかない希少な昆布なのです。

また、

一般の昆布は遊走子と言って昆布の表面から放出される胞子が海中の岩などにくっいて、
そこから発芽していきます。
ねこあし昆布の場合はおもに現状の昆布から枝分かれして増える為、増える量が少ないのです。

ねこあし昆布の成分には、どのようなパワーがあるのか?

【アルギン酸】天然の食物繊維

アルギン酸は、コンブ、ワカメの特有な天然多糖類です。
ねこあし昆布の特徴でもある(ヌメリ)にはフコイダンの他、アルギン酸・ラミナランという成分が、豊富に含まれています。

フコイダンに天然の食物繊維であるアルギン酸やラミナランが合わさることで脅威の粘りのある状態にします。
このネバネバ成分は、とても水分保持能力が強く、小腸での栄養素の消化吸収を抑えて遅らせて、
有害物質を吸着して体外へ運ぶ作用があると言われてます。

 

【ミネラル】抜群の吸収率

ねこあし昆布にはカルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、ヨウ素（ヨード）などのミネラルを多く含んでいます。
体の組織を作ったり、調子を整えたりする大切な栄養素です。

ミネラルは五大栄養素の1つで人の体内で作ることはできないため、毎日の食事からとる必要があります。
他の食品に含まれているミネラルよりも昆布のミネラルは体への消化吸収率がとてもよいとされており、
その約80％が体内に吸収されると言われています効率よくミネラルを摂取することができます。　　

 

簡単ねこ足納豆昆布のおいしい食べ方レシピ！！

 

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